ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。
最近ここに載せておりませんでしたが、Jovian Archiveでは続々と新商品が販売されております。中でも今回の「Uniqueness and the Transcendent Life」は、かなりインパクトがありました。約50分のラーの音声レクチャーです。
ヒューマンデザインの情報を学び、自分自身と人生をどのようにして変容させていくか(Transcend=超越する)かという話です。
条件付けに満ちた、均質化された社会の中で自分の独自性を保っていくのがどれだけ大変なことか、そのことでどれだけ他人との付き合い方が変わるか、そういうことが語られていますね~。でも、ラーの語りはいつもラブリーで、ユーモアに溢れています。それを楽しみながら実践することが重要だと言っています。
私自身も周りを見ていて感じていたことですが、ラーもはっきりと、「人は他人と異なるのを嫌う」と言っています。「自分自身でいる」よりも「誰かのようになる」ことを求めることの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
あの人のように意志力を持って、アイデアを表現して、何かを達成して、信頼を得て、お金を得て・・・・・親切な誰かが「やればできる!努力すればすべては可能だ!」と励ましてくれて・・・・親も子供が「周りの子供と同じように」できるように望んでいく・・・・
それが人生の重要なことだと信じて生きている人に、その目標や理想を手放して、ただ自分自身でいることが大事と話したとして、何が起きるのでしょうか?
ヒューマンデザインの実践には、「自分自身でいることへの勇気」が必要だとラーははっきり言っています。他のみんなと同じではない自分でいることの勇気ということです。
ですが、周りをすべて否定して受け入れないでいることとは違います。周りがどうであれ、自分は自分としてそこに(心地よく)存在するということです。条件付けに満ちた均質化された社会の中でも、自分自身の独自性を達成することは完全に可能なのです。
それを可能にするのは、私にとってはヒューマンデザインの「観察と気付き」です。チャートの分析ではありません。チャートを分析した情報を、人生の中で観察して気付いていくことがそれを可能にすると考えています。そしてそれが、自分や人生を「超越する」ということだとも感じています。
ラーのこのレクチャーは、とても深く、とても重要な内容が語られていると感じます。改めて何度も聞いて、今後のリーディングやリビング・ユア・デザイン講座にしっかり活かしていきたいと思います。