ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。
最近少し余裕ができてきたので、久しぶりに近所のジムに行ってきました。日頃座ってパソコン仕事ばかりしているので、たまには身体を動かさないと、どうもしっくりこないですからね。
そして、ヨガのクラスに行きました。ビランクスヨガという、ちょっとハードなタイプのヨガです。
どう頑張ってもできないポーズもあれば、簡単についていけるポーズもあります。ですがヨガのポーズって、そのポーズをとること自体より、それを数秒キープするのがけっこうきついんですよね。身体がふらふらして、ポーズのやり直しになることもあります。
そんなときインストラクターさんが、「身体がぶれるのを楽しんでくださいね。不動で保とうとしないで、ぶれながらバランスをとってください」とおっしゃってました。
思えば以前、八卦掌を教わっているときも、ゆっくりした動作の中で、身体がぶれぶれにぶれてしまい、なかなか正しい型で進めることができなかったのですが、やはりここでも、「ぶれることを大事にして、ブレの中から自分のバランスを養うこと」が重要であると教わりました。
いいですよね~。なんだかヒューマンデザインにも通じる考え方のような気がします。
ヒューマンデザインの知識を学んだ結果、「自分はこんな人間」「自分はこう生きるのが正しい」と思い込んでしまい、外から受ける影響を否定しがちになってしまうケースが時々見受けられます。
でも私は、色んな影響受けてていいんじゃないの、と思います。あれもこれも味わって、あれもこれも自分の経験の一つにしちゃえばいいんじゃないのと。あんな自分こんな自分がいて、それでも芯には自分の軸がある。軸があるからこそ、あっちにもこっちにもぶれる幅がある。それでいいじゃないかと。
だから、八卦掌でもヨガでも、ぶれることを楽しみ、その中でバランスを養うという考え方が大好きです。真理って、どんな視点から見ても、共通しているような気がしますね。