こんばんは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。
私はヒューマンデザインと出会う前、ずっと身体をいじめてきたなあと今は思います。でも当時は、それが分からなかったんですよね。
辛いけど頑張れば何とかなる、嫌だけどこうすればきっと上手くいく、これがダメなら今度はあれで、今日がダメなら明日また・・・・・と、「前向きな努力」をいつまでも続けていました。一度ストレスで身体を壊したことがあるので、そうならないように気を付けていたのに、気付けば過呼吸を起こすほどになってしまいました。
健康には人一倍意識を高く持っていたつもりだったのに、だからこそ、あらゆる知識を駆使して、自分の身体をコントロールしようとしていたのですね。それが出来ると思っていたのですね。だって世間には、健康に関する情報があふれ、この食事、この運動、このサプリ、この考え方、あれやこれやで、健康に幸せに生きていくための知識がたくさんあるじゃないですか。
でも今は、当然ヒューマンデザインのみを実践しています。そしてそれに、本当に救われたと感じています。それでも、ヒューマンデザインを土台にして他の色んなものを試してみることはあります。色々試してみるのが私の性に合っているのです。
ヒューマンデザインには、身体こそが人生であり、身体に決断能力があり、身体が全てを導くという原則があります。誰もが素晴らしい人生の可能性を持って生まれてきていますが、まず身体が調和していなければそこに到達することはできないと考えます。
身体を調和させるための方法としてお伝えすることの一つが、行動の指針と内なるナビゲーションです。まずはそれが第一です。それは基礎リーディングでもお伝えする重要なことです。
でも実際にリーディングを受けなくても、第一歩として今この瞬間に分かる方法もあります。それは「身体がリラックスしているかどうか」です。
何かに緊張し、恐れ、不安を持っている身体はリラックスすることができません。そしてその解決策を考えるためにマインドが常に忙しく働いているので、目の前のことをありのまま味わい、経験することができません。そしてその解決策を実践するために、無理に身体を行動させ、身体に悲鳴を上げさせてしまいます。
リラックスした身体とは、どんなものでしょうか?例えるなら、寒い時に、あったかい温泉に浸かって「ふあ~」と感じるようなものですね。そんな風にリラックスして、今ここに存在しているでしょうか?それとも明日のことを考えて、気が気でない思いを抱えているでしょうか?
身体をいじめても何の得にもなりません。身体が嫌がることはしない方が賢明です。身体がなければこの人生はないのです。何よりも身体を大事にしましょう。身体が悲鳴を上げているなら、一度立ち止まってみませんか?そこから自分の人生が始まるのです。身体から始まるのです。