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  • 執筆者の写真yu-hu-an

自分を知るとは

こんにちは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。

私が初めてヒューマンデザインのリーディングを受けたとき、それはそれはイラっとして頭に来ました。といってもリーディングしてくれたのは10年以上前からの友人で、私は彼女のことを本当に信頼しています。彼女が悪いわけではないことをまずは強調しておきます。

私がそのリーディングの何にイラっとしたかというと、「自分が嫌っていた自分の一面」を「それがあなたの本質」と言われたことです。私はそういう部分がよくないから、そうならないようにしようと努力してきたのに、それをあっさりと、それが持って生まれたエネルギーであり本質だと言われてしまい、どういうこと??と混乱したことを覚えています。

それまでの自分の努力が否定されたようで、これからどうしていいか分からないとも感じました。自分が良くないと感じている部分を受け入れて活かすなど、はっきり言って意味が分かりませんでした。

私のヒューマンデザインとの出会いはそんな感じで、とにかくヒューマンデザインのこと、好きになれませんでしたね。チャートは美しく、興味がなくもなかったのですが、それよりも混乱と衝撃が上回っていました。

その後も時々友人と会うたび、「そういえばあれって~」と、チャートの不明点を質問して、ようやく少しづつ意味が分かリ始めました。次のステップであるLYD講座を受けようと決心するまでに、私には1年という時間が必要でした。

「自分の本質を知る」って素敵な言葉ですが、生易しいことではないことを、私はよくよく知っています。いえ、人によっては心地よいことなのかも知れません。そうか、これが自分か、としっくりくる人もきっといるのでしょう。私がそうではなかっただけで。

今にして思うと、「自分を受け入れる難しさ」を経験してきたのは、良かったなと思います。自分の一面を否定し、もっとこうしようと努力し、その努力こそが自分を成長させるのだと、私はそれまで信じていたのです。多くの人と同じように。

そんな気付きにつながるリーディングができるよう、学びも経験もより深めていきたいと思っています。

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