2019年、明けましておめでとうございます。諸星和子です。
新年一発目は、この言葉から始めたいと思います。
「ヒューマンデザインを信じるな!」は過激な言葉に聞こえるかもしれませんが、これ、創始者ラー・ウル・フーがしばしば語っていた言葉であり、ヒューマンデザインを学ぶ人から見れば極めて当然のことです。
ヒューマンデザインは信じるものではなく、自分自身で実践して試してみるものであると、基礎講座である「リビング・ユア・デザイン」の時点から伝えられています。ラーは、ヒューマンデザインを学ぶ人が、ヒューマンデザインを「信じないように」、しばしば促してきました。
「信じる」というのは、なんだか美しい言葉のように見えます。「私はあなたを信じています」と言われれば、なんだか自分が丸ごと受け入れられたような気持になるかもしれません。
でも、ちょっと危ない言葉のようにも感じます。
「神を信じる」ゆえに戦いが起こったり、何か特定の情報を「信じる」ゆえに人を批判したり、誰かを「信じる」ゆえに自分を無視したりすることがあり得ます。
例えば「夫を信じる」という妻は、浮気の疑いがあっても追求せず、自分の違和感を押し殺し、疑う自分の方が間違っているという理由を探し、作り出し始めるかもしれません。
「信じる」ことは時に、現実から目をそらし、間違えた事実を作り上げ、人を思考停止に陥らせる危険性を持っているのです。
もう一度書きましょうか。
信じることで、現実から目をそらし、間違えた事実を作り上げ、思考停止になる危険性があるのです。
ヒューマンデザインは信じるものではなく、自分自身で実践して試してみるものです。そして、ヒューマンデザインの知識が、「自分にとって」どういう意味を持つのか、自分の気付きを積み重ねていくものです。
そもそも、ヒューマンデザインの知識の多くは、科学的に証明されていないことがほとんどです。それをただ「信じて」しまったら、どうやって探求され、実験され、証明されていくのでしょうか。
ヒューマンデザインを学び、その知識を「信じた」結果、色がついた部分はこうあるべき、白い部分はこうあるべき、こうでないとノットセルフ、こうあればトゥルーセルフ、だから自分は・・・、だからあの人は・・・・、そんな風になってしまったら・・・・
いや、もうだいぶ、なっちゃってるように見えますけどね。
そんなことをラーは望んだのでしょうか。
ヒューマンデザインを疑え、とまでは言いませんが、少なくとも「信じない」ことで、あるレベルの「探求心」が生まれてこないでしょうか。
なんでこうなってるんだろう、こういう時はどうすればいいんだろう、こう言われているのに私がこう感じるのはなぜだろう・・・・
そういうところから、ヒューマンデザインがさらに深まり、一人一人の中に息づいていくのかなと思います。
さて、ここに書いた私の言葉を「信じる」必要なんて全くありません。もちろんラーの言葉やヒューマンデザインの情報を信じる必要もありません。
ただ、これを読んだあなたにとってどういう意味を持つのか、少しだけ向き合い、考え、探求してみませんか?
皆様にとって、2019年がたくさんの気付きに満ちた年となりますように(^O^)
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