ヒューマンデザインで間違えてはいけないこと
- yu-hu-an
- 2018年7月31日
- 読了時間: 3分
ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。
ヒューマンデザインを実践するうえで決して間違えてはいけないことがあります。従うべき(実践すべき)ものは「ストラテジーと権威」であって、それ以外のものではないということです。
ラーは何度も何度も「ストラテジーと権威に従え」と言っています。私たちが実践するものは「ストラテジーと権威」以外にないのです。
ですがときに、「ストラテジーと権威」以外のものに従いたくなる誘惑にかられることがあるようです。
ついつい従ってしまいたくなるものとは・・・・・
「自分のデザイン」です。
私はここがオープンだからこれをしてはいけない、私はこのチャネルを持っているからこうしたほうが良い、このゲートがあるから、ここがこうだから、と「自分のデザイン」に従って生きようとする人がいますし、それを勧める人もいます。
実際に私もかつて、「あなたはこのチャネルを持っているから、どんどん〇〇したほうが良い」と言われたことがあります。そういうもんかな、と当時は思っていたのですが、やってもやっても満足感がなく、何かがおかしいと気付いた経験があります。
ストラテジーと権威に従うことなく、むやみやたらに自分のデザインを活かそうとしても、それでは「自分自身を生きる」ことにはつながらないのです。これは断言できます。
ヒューマンデザインの基礎講座は、「リビング・ユア・デザイン」という名前であり、それは「自分自身のデザインを生きる」という意味ですが、そのために必要なことは、「ストラテジーと権威」に従うことです。ここだけは、決して間違えてはいけないのです。
ですからヒューマンデザインの知識を身につけ、チャネルやゲートの詳細を知れば知るほど、この罠にはまっていくリスクが高まります。「自分のデザイン」を知れば知るほど、それを土台に生きようとしてしてしまい、「ストラテジーと権威」を見失うことがあります。
私自身、かなり詳細に分析できるよう学んできましたが、分析すればするほど、「持って生まれたデザイン」がどれだけ「ストラテジーと権威」の実践を邪魔するかが見えてきます。むしろ、「あなたのデザインはこんなにもストラテジーと権威の実践を邪魔しようとするけど、重要なことはストラテジーと権威なんですよ」と、これでもかと強調するリーディングが、先生に評価されてきたように思います(IHDSでは)。
日本では結構、チャネルやゲートの意味が重視されているような気がしますし、だからこそ、大丈夫かなあとちょっと心配していますが・・・・。
ヒューマンデザインの実践において何よりも重要なことは、「ストラテジーと権威の実践」であって、「自分のデザイン」はストラテジーと権威の実践の中で、最高に発揮されるということ。逆に「自分のデザイン」をあえて生かそうとしてしまうと、多くの場合、ストラテジーと権威の実践から外れるリスクがあるということ。これだけは心にとめておいてほしいなと、個人的には思っています。
ヒューマンデザインの実践とは、ストラテジーと権威の実践に他ならないのです。
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