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「それ、頼まれた?」

  • 執筆者の写真: yu-hu-an
    yu-hu-an
  • 2018年7月29日
  • 読了時間: 3分

ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。

ヒューマンデザインを実践する中で、何よりも大切なことは「ストラテジーと権威」の実践です。ある意味、その他のどんな知識も必要ありません。一番重要なことは、ストラテジーと権威の実践だけなのです。

それはどういうものかというと、人によって違いますが、私の場合は、「質問や依頼に反応してから決断する」となります。言い換えると、頼まれてもいないことを良かれと思ってやると、エネルギーの無駄使いになって不満が残るよ、ということでもあります。

これは簡単なようでいて、実はそうでもありません。今現在、自分の心のジレンマを味わっているところです。

ある人から「ちょっと上手くいかないこと」の話を聞き、私はその人のチャートも、その人に関わる人のチャートも知ってるので、「それは仕方ない。お互いこういうメカニズムの人間関係だから、そういうことも起こり得るけど、こうすることで~」と言いたくなってしまうのですが・・・

自分自身に問います。「それ、頼まれた?」

相手の人に、「この人が~で悩んでたよ。もう少しこんなふうにできない?」と言いたくなってしまうのですが・・・・

自分自身に問います。「それ、頼まれた?」

いいえ、頼まれていないのです。私が勝手に気にして、勝手になんとかしようとして、勝手に解決するかもと期待して、勝手に関わろうとしているだけなのです。

実際は話しているとき少しだけ、「あの人が~なのは仕方ないとして、深刻に受け止めすぎずに、流してみることできそう?」くらいは聞いたのですが、「無理です」ときっぱり言われてしまいました。

ヒューマンデザインの知識で解決できるかも、何かの助けになるかも、お互いの理解が深まるかも、そしたらいい関係になるかも、そんなこと、はっきり言って余計なお世話ですよね。私のうぬぼれ以外の何物でもない気がします。

私には、お互いがお互いを誤解しているように見えて、お互いに悪気はないのにすれ違っているように見えて、実のところ、なんだか悲しくなってくるのです。お互いの良さが表現されてないように見えて、なんだかとても残念なのです。

でも、そんなの私の心の中だけの話です。私以外の誰にも関係ない話です。そんな私の感情を他人に投影して、余計なお世話を押し付けることは、少なくともストラテジーと権威の実践という観点では間違えているのです。

「ヒューマンデザインは全ての人のためのものではない」とラーはしばしば語っていました。ヒューマンデザインとの出会いには、やはり正しいタイミングがあり、正しい場があるのです。

もし私のヒューマンデザインの知識が求められるのなら、その時きっと私は「質問や依頼される」ことでしょう。その人たちは私がヒューマンデザインを学び、実践していることを知っていますから。

もし何も質問されず、依頼されず、彼らの問題が解決せず、私がとても悲しく残念な思いをすることになったとしても・・・・

それが私の人生であり、彼らの人生です。

そこに人生の味わいがあるのかな、と思います。

そんな感情とマインドのもやもやを、もうしばらく味わいたいと思います。

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