ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。
バリアブルティーチャートレーニングのクラスでは、毎回講義が始まる前に、Meet & Greetと称して「最近どう?」的なシェアリングを全員がしています。そこで先生に質問することもできます。ありがたい機会です。
前回のクラスでは、私は双子のチャートに関して質問しました。これは逆に私がよく質問されることでもあります。
ヒューマンデザインのチャートは表面上まったく同じに見えても、水面下で大きな違いが現れます。それはPHSなど、より深い部分を見ることで分かります。
・・・ということを理解したうえで見ても、これはどう見ても同じだろうと思う双子のチャートを見る機会がありました。生まれ時間は4分違いです。どこをどう見ても、違いが分からなかったのです。ですから、それを質問しました。
そうしたら先生は、実際にチャート作成ソフト(MMI)で時間を変えながら、どこがどう変化していくか説明してくれました。なるほど~、確かに違いがありました!それは4分どころか、1分変えただけでも見えてくる違いでした。
そしてその変化は、やっぱりとても大きなものです。先生の説明を聞いていると、ほんの1分の違いで、表面には見えない一部の違いだとしても、全くの別人として認識できるほどの違いです。
もちろん双子というのは、明らかに全くの別人なのですが、チャートを見ても、それがよく分かります。とても興味深かったです。
ちなみに私自身は、生まれ時間を30秒変えただけでもチャートの一部に変化が現れます。残念ならが私は自分の生まれた時間を秒単位では知らないので、それはもう仕方ないですけどね。
ヒューマンデザインのチャートを正しく出すための生まれ時間は、子供が母親の身体から完全に出てきた瞬間です。頭が出た瞬間や、産声の瞬間とかではなく、(頭から出てきたのであれば)子供の足が母親の身体から完全に離れた瞬間です。その瞬間が、実はとても重要なのです。それには秒単位での記録が必要になります。あらかじめ知って、充分な準備をしていない限り、正しく記録するのは難しいですけどね。
ヒューマンデザインのチャートは、なかなかデリケートです。実は秒単位で変化していくものです。いくら双子でも、数分ちがえば見えてくるものは全く異なってきます。それを改めて知ることができて、ヒューマンデザインの面白みをしみじみ感じました。