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S&A

  • 執筆者の写真: yu-hu-an
    yu-hu-an
  • 2018年2月20日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。

ヒューマンデザインといえば、この「S&A」がすべてです。これはストラテジー(行動の指針)と内なる権威(内なるナビゲーション)の略で、見た目通り、「エスアンドエー」と読まれています。

このS&Aの実践のないヒューマンデザインは例えるなら、コーヒー豆の種類、苦みや酸味や香りにすさまじくこだわり、それらの知識を深く学び、他の人に教えることができるレベルになっているとしても、自分ではコーヒー飲んだことがない、みたいなものでしょうかね・・・・。知識はあっても、それを「自分のものとして体験」したことないということですね。

ただし、別にすべての知識には体験が必要とは思っていません。産婦人科医には男性が多くいて出産の知識があってそれを教えてくれてサポートしてくれても、出産経験はないですしね。そういうことがあっても、特に問題はないと思います。

ですが、ことヒューマンデザインに関していえば、体験がすべてなのです。上記のコーヒーの例えで言えば、その苦みや酸味を自分で味わい、「自分自身の体験」を積み重ねることが必要なのです。

なぜか?

それはヒューマンデザインというものが「自分自身を生きる」ためのものだからです。それ以外のものではないのです。

そして、「これが自分だ!」という感覚は、他でもない自分自身が感じるものだからです。もし自分以外の人が私に、「あなたはまさにいまあなたらしく生きてるんですよ!」なんて言おうものなら、私はちょっと不愉快に感じるかも知れません。そんなの人から言われることじゃない。自分で感じるものです。そして、それを感じるものこそ自分の「内なる権威」なのです。

なのに、ヒューマンデザインの学びを深めていくと、ヒューマンデザインの知識そのものが「自分らしさ」の基準になるという罠にはまることがあります。「私はこういうデザインだから」「私はこのチャネルを持っているから」という知識をもとに、自分らしいかどうかを決めてしまうという意味です。

これはせっかくのヒューマンデザインの知識が、自分らしさを邪魔している典型的な例ですよね・・・・・。こういうのってとても危険ですし、同時に、私はとても残念に感じます。

創始者ラー・ウル・フーは、自分のデザイン(ゲートやチャネル)に従えと言ったのではなく、「ストラテジーと内なる権威に従え」と繰り返し繰り返し伝えてきたのです。自分がどんなデザインを持っていようと関係ない、すべてはS&Aだと語っていたのです。

私はいまチャネルの詳細を学び、ゲートの詳細を学び、点と点をつなげることに四苦八苦していますが、それでも、その人が自分のS&Aを実践することをガイドするという確固たる視点をぶらさないように気を付けようと、自分に言い聞かせながら学んでおります。

今日は火曜日。また深夜にホリスティックアナリストのクラスがあります。今週はちょっと自信がないんですよね~。でも、その時その瞬間の自分らしく受講したいと思います。

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