PHS:Primary Health System
- yu-hu-an
- 2018年1月15日
- 読了時間: 3分
こんばんは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。
PHS(Primary Health System/プライマリー・ヘルス・システム)を聞いたことがありますか?
これはヒューマンデザインシステムの中の健康に関する分野で、主にはその人に合った「食事方法の話」と解釈されますが、おそらく「身体の消化機能の話」と言ったほうが適切かも知れません。
私はこれを日本でご紹介できる資格を、先日終了したDifferentiation Degreeで取得することができたわけです。そして少しづつ、実際に日本でPHSを提供できる道筋がつけられそうになってきました。なんとも嬉しいことです。ですので今後、少しづつPHSの紹介を書いていきたいと思います。
食事といえば、「私たちは食べたものからできている」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。自然療法などの世界ではよく言われることです。
ヒューマンデザインシステムの創始者ラーは、これを軽く否定しています。ラーはこう言います。「私たちは消化されたものからできている」。なるほど。私はこのほうが理にかなっていると思いますね~。
食べたからと言って、すべてが消化されているわけでもないし、ましてやすべての栄養が吸収されているわけでもないのです。飽食の時代と言われますが、だからと言って誰もが栄養を身体に取り入れて、健康で過ごしているとは限りません。
むしろ食べ物がこれだけあるのに、多くの人は健康を損ねていろんな不調を身体に抱えています。なんとも皮肉なことではありませんか。
一日一食を勧める本があれば、一日三食の重要性を語る本もあり、ベジタリアン、フルータリアン、ローフード、マクロビ、パレオダイエット、グルテンフリー・・・・・色々ありますよね。どれにも一理あり、どれが自分に合うのかわからないという人もいるのではないででしょうか。私自身も割と、いろんな食事法を試してきました。
ヒューマンデザインシステムのPHSは、こういった食事法の話とは全く違います。人によってはそもそも食事法の話ですらなく、どういう「環境」で食べるのかが重要である人もいます。その「環境」がその人の消化の鍵を握っている、ということです。面白いですよね。
また、どういう「食べ方」をするのかが重要という人でも、PHSはおそらく今までの常識では考えられない食事法であり、簡単には実践できないかも知れません。実際、自分にとっての正しい食事法をすでに知っているという人でも、「現実的に実践するのが難しい」と言っているのを聞いたことがあります。まあ、「そこまで実践を深めなくてもいい」という思いもあることと思いますし、それはそれでいいのですが。
ちなみに私は自分のPHSをおそらく3年くらい実践していますが、時々、それしか食べられないのはかわいそうとか、身体によくないからやめたらとか言われることがあります。やはりそれが一般的見解なのでしょう。
でも逆に、日常的にはちゃんとサポートしてくれる人もいますし、以前よく行っていたカフェレストランでは、私の要望に合った出し方を毎回してくれて、本当に嬉しくありがたかったことがありました。大事なことは、何を言われようと実践する覚悟でしょうね。
ヒューマンデザインシステムの実践といえば、行動の指針と内なるナビゲーション(ストラテジーと内なる権威)がメインですが、さらに深めると睡眠や食事に関する実践もあり、これはけっこう大きなハードルになり得ます。そのハードルを越えて実践する覚悟ができた人のためのプロセスのひとつがPHSということになりますね。
そのためにはPHSの重要性を知ることも大事ですよね。今後少しづつ書いていきますので、どうぞお付き合いくださいませ。
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