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知識を武器に

  • 執筆者の写真: yu-hu-an
    yu-hu-an
  • 2017年11月20日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。

知識は武器になります。とても強力な武器です。でも使い方を間違えるととんでもないことになります。どんなに素晴らしい武器も、使い方ひとつで人を傷つけることも出来るし、人を守ることも出来ます。正しい使い方を学ぶことは、何より大事なことだと思います。

以前見た映画に、こんなシーンがありました。タイトルは忘れましたが、物理学者のスティーブン・ホーキング博士の伝記映画です。若かりし頃まだ大学生だったホーキング氏は、何かの講義を聴講します。そこで講師の(計算だったか理論だったかの)間違いを指摘します。それを知ったホーキング氏の担当教授が、たとえ自分が正しいとしても、自分の知識を、誰かを傷つけるために使うな、と諭すシーンです(記憶違いがあったらすみません)。

その時はへーと思ってみていましたが、最近、改めて心に沁みます。なぜなら私もヒューマンデザインシステムという、強力な武器を手にしているからです。最初に学んだときはこれほど強力とは知りませんでしたが、学びを深めるにつれて、その強力さに驚くばかりです。

私も使い方を間違えていた時期がありました。身近な人を評価し、ああすべきこうすべきと言っていた時期がありました。それがヒューマンデザインの知識の有効的な活用法だと思い込んでいました。今振り返ると、本当にお恥ずかしいことです。

一つ救いだったのは、私は自分の身体感覚に目を向けることを常々意識しているので、ヒューマンデザインの知識をそのように使っているとき、自分が充実感も達成感も全く得ていないことに気が付いていたことです。そのような使い方をすればするほどもやもやした気持ちが残り、何かがおかしい、という気持ちが湧いてきていました。

ですから、IHDSのオンラインクラスで学び始めた時に、ああ、やはり私は間違えていたのか、だからこんなにしっくりこなかったのかとスムーズに理解できたのだと思います。本当にそこで方向修正できて良かったです。それが出来なかったら、ヒューマンデザインそのものに居心地の悪さを感じて、ここまで続けられなかったでしょうね。

だからこそ私は、知識の使い方に強いこだわりを持っています。ヒューマンデザインの知識が、自分を傷つけ、他人を傷つけることがあるのだと心底理解しています。

ヒューマンデザインは「違いの科学」と言われます。自分の本質、相手の本質をそれぞれが活かしあい、尊重しあうところにその美しさがあると私は思います。そこに評価や比較、判断は必要ないのです。ヒューマンデザインはお互いがお互いの本質を引出す試行錯誤を楽しみ、そこで生まれる感動を味わうための強力なツールであるはずです。人を比較、評価、判断するためのツールには、絶対にしてはいけないと思っています。それを常に、肝に銘じたいと思います。

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