こんばんは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。
「人間はエネルギー発生器なんだ」と、私はヒューマンデザインを学んではっきりと理解しました。どんな人も、誰でも、自分独自のエネルギーを周囲に発しています。
ヒューマンデザインのリーディングを受けたとき、いったい自分がどんなエネルギーを発してしまっているのか、ある意味怖くもなりました。それはそれは不愉快なエネルギーだったことでしょう・・・。
また、人は発すると同時に、受け取ってもいます。受信しています。何を発して、何を受信するかは人によって異なり、それがヒューマンデザインのチャートに視覚的に客観的に、表されています。
私が発したエネルギーは誰かが受信し、誰かが発したエネルギーを私が受信しています。目には見えませんが、見えないやり取りをしているのです。言葉にしなくても、会話しなくても、ただ道をすれ違うだけでも、カフェで隣に座るだけでも、私たちは見えないやり取りをしているのです。避けようがないやり取りが発生しているのです。
知らない人とでもこのようなことが起こるなら、知っている人と会話して触れあっていれば、なおさらです。お互いにさらに強力に作用しあうことになります。自分の発するエネルギーが相手にとって不愉快なものだったら、意図しなくても相手を傷つけ、怒らせることにもなり得ます。逆も然りです。
それを理解したとき、自分の「状態」がとても大事であることに気付きました。何をするか、何を言うかという行動ではなく、「どんな状態でそこに存在するか」ということです。
常に上機嫌でいるべきとか、常にニュートラルであるべきとか、こうでなければならないということはないと思います。ただ「自分自身でいる」ということは意識しています。
困ったり戸惑ったり嬉しかったり悲しかったり、その場その場、その瞬間その瞬間に、ちゃんと自分自身として存在しているか、そんなことを自分に問いかけながら生活しています。
この「自分自身でいる」ということは、もしかしたら難しく聞こえるかも知れませんが、そうでもありません。自転車の乗り方のように、一度身に付けてしまえば、バランスが掴めるものだと思います。そしてそれは、けっこう心地よいものなのです。
あなたは今どんな「状態」で、どんなエネルギーを発していますか?