こんばんは。ヒューマンデザインアナリストの諸星和子です。
ヒューマンデザインシステムをお伝えするときに気を付けているのは、日本語だとしてもちゃんと説明する、ということです。
意識、無意識、観察する、気付く、待つ、尊重するなどなど、お伝えしたいことは色々あるのですが、日本語だからと言って、自分が言いたいことが伝わっているわけではないと、つくづく感じます。
というか、私が言いたい定義を勝手に押し付けているだけなのかも知れませんけどね。
それでも、言えば伝わるだろうというスタンスで伝えるのは、ヒューマンデザインをお伝えするうえでは賢いやり方とは言えないと考えています。ですから、私の説明は、回りくどく感じられるかも知れません。
また、私も説明するにあたって、自分がどんな意味合いでそれらの言葉を使っているのか、自分の頭の中で深めて整理する必要があります。これがまた、けっこう頭を使うし、学びが深まる作業なのです。
知ってる言葉で説明されると、自分でもうっかり理解したつもりになっちゃうので、本質をつかめないまま流してしまうことになりかねません。それをそのまま分かったつもりで使っていると、伝わるもんもつたわらないっちゅーもんです。
説得力を持つ言葉にするためには、何でしょうね。その言葉でお伝えしたいと思う意味を、自分が体験して実感することですかね。そうしてようやく自分の言葉になるんでしょうね。
リーディングや講座という限られた時間で、お伝えすべきことをきちんとお伝えするために、慣れ親しんだ日本語だとしても、ちゃんと意味を考えて、大事にお伝えしていきたいと思っています。