こんにちは。ヒューマンデザイン アナリストの諸星和子です。
PHSの話をする前に、条件付けとは何かを確認しておきましょう。それは、ものすごく平たく表現すると、「自分の独自性を阻害して均質化させようとするもの」と言えると思います。均質化とは、「みんなと一緒」ということですね。
こういうと、均質化とか条件付けは良くないもの!と言いたくなりますが、本当にそうでしょうか?そもそも「言葉の均質化」がなければこうして他者と意思疎通することは困難ですし、「交通ルールの均質化」がなければ安全に道を歩くことも難しくなります。お金という概念の均質化がなければ1万円を出して1万円分の商品を買うことさえできなくなります。私たちはたくさんの均質化によって守られている部分もあるのです。まずそれは忘れてはいけないと思いますね~。
ですが、その均質化ゆえに自分の行動や思考を限定されてしまうと、それは確かに自分の独自性を発揮する邪魔になります。自分の均質化された部分に気付かず「それが絶対」になってしまうと、そこで自分の独自性を見失ってしまいますよね。しかも多くの場合、自分がどんなことに条件付けを受け均質化されているか、ほとんどの人は気づいていないですからね・・・。
ここでPHSの話に戻りますが、ヒューマンデザインシステムの創始者ラーは、「人類の一番大きな条件付けは食べ物だ」と言っています。PHSは、その食べ物の条件付けと均質化に気付き、独自性を見出す方法をお伝えするものになります。
食べ物の条件付け・均質化は、人間関係や天体からの条件付けとは異なる部分があります。ヒューマンデザインシステムで通常学ぶ条件付けは思考に関するものですが、食べ物で受ける条件付けは、身体の機能や発達に直結するということです。
いくら強調してもし足りませんが、人は身体を持って生きています。人生は身体があるからこそ経験できます。この人生のカギは身体が握っています。その身体の機能が均質化され、自分独自の発達をしていないと、どうなると思いますか?
これは当然「独自性」だけの話ではなく、健康全体の話にもなりますよね。自分独自の身体の機能を見失って、均質化された「健康な食事」「栄養バランス」を取り続けても、何が得られるのでしょうか?
PHSは、身体の独自性を発達させる最強のツールだと私は思います。PHS以外でそのような食事法を推奨しているものを、私は見たことがありません(けっこう色々勉強してきたんですけどね)。
そしてさらに言うと、身体が変わると精神が変わります。逆はありません。身体の変化が精神の変化をもたらします。
ラーは、目覚めるために何かの精神修行をする必要はないと言います。身体からのアプローチでその変化が現れます。私自身、実践してきましたが、ラーの言っていることがよく理解できます。
「やってみなければ分からない」というのは、説明できない人の逃げのように感じなくもありませんが、正直こればかっりは、やってみなければわからないだろうと思います。それくらい強力です。私はPHSを実践して、人生変わったと断言できます。
もう少しPHSに関する記事を続けていきます~。