ヒューマンデザインをこよなく愛する諸星和子です。
という言葉もそろそろ変えようかなと考えている諸星和子です。
ヒューマンデザインシステムを学ぶ最初の一歩、基礎講座の名称は「リビング・ユア・デザイン」といいます。それはだいたい「自分自身のデザインを生きる」と訳されます。そしてその講座では、「自分自身のデザイン(持って生まれた設計図)を生きる」ために必要なものが、「ストラテジーと内なる権威の実践」と学びます。
ですが、何をきっかけとしてか、自分自身のデザイン(持って生まれた設計図)「通りに」生きることが「正しい」ことであると解釈しているケースがあるようです。もしかしたらそう伝えている講師やアナリストもいるかもしれません。
つまり「ストラテジーと内なる権威の実践を通して、自分自身のデザインを生きる」のか?ただ「自分自身のデザイン通りに生きる」のか?が、今のヒューマンデザイン業界には混在しており、当然新しくヒューマンデザインに関わり始めた人に見わけがつくわけもなく、なかなかカオスな様相を呈しているようです。
実際これらはとてつもなく大きな違いであり、それを間違えるのはとっても怖いことです・・・。間違えてしまうと、人生がよりカオスに向かうこと間違いなしです。
ただし、マインドは「納得」できるかもしれません。自分はヒューマンデザインで学んだ知識に従っているからと「納得」することで、本来の自分が感じている違和感を見過ごしてしまう可能性が高いですね。マインドが「納得」する理由を持っているというのは、時に自分自身の「内なる権威」を無視させる強さを持っているものです。それが多くの人の生き方です。
では、本来どちらが正しいのかというと、前者の「ストラテジーと内なる権威の実践を通して、自分自身のデザインを生きる」ことに他なりません。ヒューマンデザインを実践するとは、「ストラテジーと内なる権威」を実践することそのものです。持っているゲートやチャネルを実践することでは、決して、決して、決してないのです。
私自身は、むしろ一人一人が持っているデザイン(設計図)は、「ストラテジーと内なる権威の実践」を邪魔することもあると考えています(常にとは言いませんが)。ピンとこない方は、そういう視点でチャートを見てみると、何か新しい発見があるでしょうか?
自分が持っているデザイン、設計図、チャネル、ゲートなどからいったん距離を置いて、ただただ、ストラテジーと内なる権威の実践に気持ちを向けてみませんか?
(マインドで始めるのではなく)依頼や招待を待つ、(マインドで始めるのではなく)身体が自分を動かすまで待ってから行動前に知らせる、(マインドで始めるのではなく)月の周期を観察してみる、その時にこそ、チャートの分析だけでは見えなかった何かが、もしかしたら、見えてくるかも知れません。その時にこそ、新しい自分と出会うことができるかも知れません。
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